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K
 

Kasabian keane
Kid rock Kng Crimson x
kings of leon The Kinks
Korn x Kraftwerk x
Kula shaker x
     Kasabian / 
 評価 A−
サマソニでは入場に人数制限ができたほど日本で大人気な謎の覆面ジャケット、カサビアンです。シングルも全部このジャケの色違いでして、つい全部集めたくなってしまう人たちですね。曲の方もかっこいいし言うことなしです。
名前とジャケだけ前から知ってたんですが、シングルを買う気にはなれずアルバムを待ってたらついに出たのが今作。視聴もしないまま評判とジャケだけで衝動買いしたのですが、いい買い物であったと思います。こうやって勢いで買ったのが良かったら通常の1.3倍ぐらい微妙の範疇ながらもうれしいですわ。

1,2,3,と怒濤の勢いでシングルが並び引き込まれます。この3つと6や10が特にいいですが、他の曲もなかなかで文句なしにかっこいいと思います。ビートがきれいで、聞いていて心地よくなるような音ですね。
あらわす言葉は「狂熱」かと考えましたが少し違う。この冷淡なまでのビートと無表情な音質、それなのに興奮する。これを表す言葉はなんだろう。堀江社長がバレェしてるみたいな。クールなのに情熱的でどこか不格好。・・オレ表現力ないね。
ロックの救世主になるんだといっていた彼らですが自分たちの好きなようにやっているのが伝わってきて実にいいです。ただ、上にあげたシングルカットされた曲以外はたいしたことなくて、後半はダレます。「Club foot」とかシングルにに見せるセンスが他のには感じられず少し期待はずれ。次はもっと粒ぞろいな楽曲を集めたアルバムを作ってほしいですね。もっと狂ったような曲も聞いてみたくあります。次作への期待を抱くには十分すぎる1stアルバム。
     KEANE / Hopes and Fears
 評価 A
ドラム、ピアノ、ヴォーカルで構成される少し風変わりなギターレス3ピースバンド、キーンです。新人とは思えないソングライティングに成熟度があります。情緒深いヴォーカルの歌声がたまりません。なんとこのアルバムは全英1位をかざった驚異のデビュー作です。(惜しくもシザーシスターズに抜かれてしまいましたが新人で2番目に売れたアルバムです)
スペシャ見てたら流れた「Everybody's Changing」に惚れ込みまして輸入盤を購入。輸入盤はジャケが白いんです。それも気に入ってたけどこっちのジャケの方が好きでして、いつか中古CD屋を物色してたら日本版が安かった時があってボーナストラックも欲しいし購入。家に2枚あるCDになってしまいました。なんか中古CD屋での探索って楽しいじゃないですか。発見してそれを購入したときの得した気分を味わいたくてこれも衝動買いです。んで、輸入盤は友人にあげて気前いいところをアピール(笑)有効利用しなきゃね。

UK叙情派としてコールドプレイと比較されることが多いですが、歌声がキーンの方が柔らかいです。そして決定的な違いはギターがないこと。それゆえインパクトに欠けるところがありますが、ドラマチックな盛り上げ方やこの憂いを帯びた声をきけばすぐさま気に入ることでしょう。インパクトはなかれどこの即効性は万人共通だと思います。陳腐に言わせてもらうと実に癒される音です。トラヴィスより情緒深くてコールドプレイより柔らかな音、これは売れるよ。
余談ながら、BedshapedのPVは美しいですよ。是非見てみて下さい。
     Kid Rock / Devil Without A Cause
 評価 A
ジャケからも不敵な感じがよくでてる1999年リリースの今作は全米で1300万枚のセールスを記録したモンスターアルバムです。「ヒップ・ホップ、ファンク、ロック、メタル、ジャズ、ブルース。俺はどれも好きなんだ」と語る彼らしい作品になってます。まさにミクスチャー・ロックです。そこらのリンプ・ビズキットもどきには出せない音で、ヘヴィでファンキーなラップです。僕の知ってるミクスチャーの中では1番ヘヴィな出来となってます。
アニメ「シンプソンズ」にも出演し、グラミー賞にもノミネートされ、一躍ミクスチャーロック新世紀の旗手となりました。
僕はシェリルクロウのベストに出てたことと、たまたま開いたRolling Stone誌のホームページで最高点をもらっていたのをみて興味がわきこれを手にしたのですが、そんなに衝撃を受けたわけではなく、「かっこいい」程度にしか思いませんでした。だから全米1300万枚なんてきいても「それは嘘だろ」と思ってし気にもとめませんでした。(笑)

HIP HOPのレビューって難しいです。音楽性を言うにしてもオレそんなに詳しくないし、感想いうにしても言うことって「かっこいい」やら「興奮の音」やら似た感じ。全曲かっこいいのでぜひ聞いてみて。ぐらいか。というわけでこれはあんまり語らないことします。ミクスチャーが好きなら聞いて損はしないかっこいい音です。
     Kings of Leon / Youth & Young Manhood
 評価 A−
テネシー州出身の時代を無視したファッションで身を包むキングスオブレオンです。メンバーは3人兄弟と従兄弟一人の4人で仲のいいご親族ねぇ、って気持ちにさせてくれます。(けど彼らは幼少時代父が伝道者だったため決まった家をもたず家庭とプライベートスクールだけで教育をうけ、音楽と愛情はあれども決して恵まれた生活をすごしていない彼らは、バンドを組むのに兄弟だけでやった理由を「俺達は何も持っていなかったからこそ、お互いしかなかったんだ」とくったくなく語ってくれます。なんて健気なんだ(泣))2nd出すに至ってその時代を逆流したルックスは変えてしまって残念。

いわゆるダサかっこいい系。泥臭くてカントリーの入ったR&Rはかっこいいです。ダットサンズど決定的に違うのはこいつら素でこんな音ならしてるところですね。世界観も何もなしに「俺らの音」ってそのままにR&Rをならす彼らは実に魅力的だ。
しかし、ダットサンズのレビューと似た話になるが、これでは進化をやめてしまった音ではないか。昔ながらの音をならして何だという。確かに魅力的な音だがそれは魅力的な時代を掘り返したからだろう。ロックがこれでいいはずがない、が、昔の音を今に伝える伝道師ってことならいいのか。人の目を下にやっただけでも彼らは十分な意味があるだろう。今を生きるものとしてこれは昔を掘り返しただけであるまじき音だが、昔のルーツを知らせてくれる、今に必要な音だろう。どっちつかずだけど、まぁ聞いた人が気にいりゃいいわな。
     The Kinks /
 評価 S
このページではキングクリムゾンしかり、こういう歴史的な別格の人たちを並べて最近のと一緒にレビューしていいものだろうかとよく思う。A+とおくにしてもキーンよりかははるかにこっちの方が評価が高いだろうがSというほど気に入って聞いているかといえばそうではない。(Kinksは大好きだが他の歴史的な人たちの話) 今度「歴史的な1枚」ってマークを作ろうかと思うけど、オレが「洋楽これをきけっ!」ていえるほど熟知してるわけじゃないしね。それにそれは今のロックが死にかけていることを認めることになってしまう。けど、別格と感じてしまってるんだししょうがないか。 うん、マーク採用決定。そのうちね。
     KORN /
     Kula Shaker / K


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